椿の話題をもう一つ。
11月から4月までの炉の時期には
椿の花が茶花として多く用いられます。
椿にはたくさんの種類があります。
昨日のブログでお伝えした
侘助などを覗いてほとんどは
蕾を飾ります。
なぜ?
開花する「直前」のほうが
生き生きとしたエネルギーを孕んでいるからと
言われています。
お茶会で、ご亭主(主催者)が
渾身の一輪を床の間に飾っていらっしゃる
椿の蕾と対峙しますと
今にも咲こうとする
そのパワーをいただける気持ちになります。