こちらは七種の蓋置のうちの一つ
火舎香炉(ほやこうろ)です。
火舎(ほや)とはお香をたく香炉に覆う蓋のことです。
火屋または穂屋とも書くことがあるそうです。
さてこれが蓋置だとしたら
どこに釜の蓋や柄杓を置くのかな?
と疑問に思われた方もいらっしゃることでしょう。
蓋を置くときには
このように火屋をひっくり返して使います。
また火屋香炉の蓋置は七種の中で
最も格が高いとされています。
台子(だいす)や長板のお点前
さらには奥伝でも使われることがあります。
お稽古を続けていく中で
この蓋置に出会ったら
「あー、これね」と思ってください😉