茶筅の穂数は決まっていますか?
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茶筅の穂数は約70本から約120本の間で何種類かあります。
流派によってお好みも違ってきますが
一般的に言えるのは
薄茶と濃茶では使う茶筅が違うということです。
私達が通常いただく泡立った(あるいは少し泡立った)お抹茶は薄茶です。
シャカシャカと茶筅をふるいますので
「薄茶を点(た)てる」といいます。
このときは穂数が多い方を使います。
一方やや格式張った場面でいただく濃茶。
どろっとした抹茶です。
こちらは「濃茶を練(ね)る」といいます。
泡はたてず、茶筅でねっていると
てかりがでて
甘みもでてきます。
このときは穂数の少ない茶筅のほうが
しっかりと練ることができます。
お濃茶はお飲みになったことがありますか?
お稽古がすすんでくると
お濃茶のお点前を習うことができます。