三冬というのは
旧暦の10月(孟冬)、11月(仲冬)、12月(季冬)のことで
今の11月から1月ごろのことです。
草木が枯れた中
咲いている花をみつけたとき
何をおもうでしょうか?
逆境に耐えて頑張って咲いているなあ
と元気づけられるかもしれません。
あるいはこんな解釈もあります。
この出典は「虚堂録」で
三冬枯木花のあとに
九夏寒厳雪
(きゅうかかんがんのゆき)
が続きます。
九夏というのは夏の90日間のことです。
暑い夏に雪?
固定観念やおもいこみから
解き放たれなさいと説いているともとれます。
冬には花が咲かないという思い込みをすて
もっと自由におもいをはせてみると
ふっとらくになるようなきがしてきます。