守破離
しゅはり
利休百首の最後の歌に
「規矩作法守り尽くして破るとも
離るるとても本を忘るな」
(きくさほう まもりつくして
やぶるとも
はなるるとても
もとをわするな)
があります。
ここからきているのが
「守破離」
※規矩(きく)---手本、規則
守-----師匠の教え、型を忠実に守り確実に身につける段階。
破------身につけた教えをもとに良いものを取り入れ発展させる段階。
離-----独自の新しいものを生み出す段階。
それぞれの修行の状態を表しています。
ここで重要なことは
利休道歌の最後の言葉、
「本(もと)を忘るな」
茶道の精神は忘れちゃだめだよ、
と言っています。